電気自動車(EV)の販売鈍化を受け、銅やリチウムなどEV関連資源の価格が下落している。需要見通しの下方修正が相次ぎ、鉱山会社の投資計画にも影響が出始めた。
銅価格、需要減で下落
銅はEVモーターや配線に使われる主要資源。国際銅価格は2024年に入り下落傾向が続き、年初来で約10%下落した。背景には、中国の経済減速に加え、EV販売の伸び悩みがある。
リチウム価格も急落
リチウムはEVバッテリーの主要原料。リチウム価格は2023年後半から下落基調にあり、2024年にはピーク時の約3分の1まで落ち込んだ。供給過剰と需要減が重なった形だ。
これらの資源価格下落は、鉱山会社の収益を圧迫し、新規投資の延期や縮小を招く可能性がある。一方で、EVメーカーにとっては部品コストの低下につながるため、長期的にはEV価格の低下要因となる。



