中国のEV(電気自動車)メーカーが欧州市場でシェアを拡大している。2023年の欧州新車販売に占める中国ブランドの割合は約8%に達し、前年から倍増した。一方、日本メーカーはEVへの移行で出遅れ、シェアは低下傾向にある。
中国勢の攻勢
中国EVメーカーは低価格帯を中心に攻勢をかけている。特にBYDは欧州での販売を急拡大しており、2023年の販売台数は前年比で約4倍となった。また、上海汽車グループのMGも人気を集めている。
日本メーカーの課題
日本メーカーはハイブリッド車で強みを持つが、EVでは出遅れている。トヨタは欧州でのEV販売比率が低く、日産も新型EVの投入が遅れている。日本勢は2025年以降にEVラインアップを拡充する計画だが、中国勢の先行を覆せるかは不透明だ。
欧州連合(EU)は2035年までにガソリン車の新車販売を事実上禁止する方針で、EVシフトは加速する。中国メーカーは欧州での生産拠点設立も進めており、日本メーカーにとって厳しい競争が続くと見られる。



