中国政府は26日、電気自動車(EV)用電池のリサイクルを義務付ける新規則を公布した。資源の有効活用と環境負荷の低減が狙いで、メーカーには回収・再利用の体制整備が求められる。
新規則の概要
新規則では、EV用電池の製造・輸入事業者に対し、使用済み電池の回収とリサイクルの責任を課す。具体的には、回収拠点の設置やリサイクル技術の開発、関連情報の管理などが義務付けられる。
また、電池の所有者には廃棄時に適切な回収ルートを利用することが求められ、不正な廃棄を防ぐための罰則も設けられた。
背景と影響
中国ではEVの普及に伴い、使用済み電池の廃棄量が急増すると予想されている。リチウムやコバルトなどの希少資源の確保と、環境汚染の防止が課題となっていた。
今回の規則により、中国国内の電池リサイクル市場の整備が進むとみられる。自動車メーカーや電池メーカーには、リサイクル事業への参入や協力体制の構築が求められることになる。



