月間納車台数が初の2万台突破
中国の電気自動車(EV)大手NIO(蔚来汽車)は2025年1月1日、2024年12月の納車台数が2万1,238台に達し、月間納車台数として初めて2万台を突破したと発表した。これは前年同月比で約73%増、前月比で約22%増となり、同社の月間納車記録を更新した。
2024年通年の納車実績
2024年通年では、NIOは合計16万1,302台を納車し、前年の約12万台から約34%増加した。この成長は、新モデルの投入や中国市場でのEV需要拡大に支えられた。NIOの創業者でCEOの李斌氏は「2024年は当社にとって重要な年であり、製品ラインナップの強化と販売ネットワークの拡大が成果につながった」と述べている。
モデル別の内訳と今後の展望
12月の納車台数の内訳は、SUVモデル「ES6」と「EC6」が牽引し、高級セダン「ET7」や「ET5」も堅調だった。また、同社は2025年に向けて、低価格帯ブランド「ONVO(楽道)」やフラッグシップモデル「ET9」の投入を計画しており、さらなる市場シェア拡大を目指す。NIOは現在、中国国内に約2,000カ所のバッテリー交換ステーションを展開しており、充電インフラの整備も加速している。
競合他社との比較
中国EV市場では、BYD(比亜迪)が2024年に約400万台を販売し、依然として首位を走るが、NIOは高級EVセグメントで存在感を強めている。また、同業のXpeng(小鵬汽車)やLi Auto(理想汽車)も月間納車台数で記録を更新しており、競争が激化している。NIOの株価は2024年後半に上昇傾向にあり、投資家の期待が高まっている。



