Windows 11の新スタートメニュー、全ユーザーに全面展開—26H2に向けた準備か
Windows 11新スタートメニュー全面展開、26H2準備か

Microsoftは、Windows 11の新しいスタートメニューの全面展開を完了した。7月1日(現地時間)にWindows Latestが報じたところによると、これまで段階的に提供されてきた新スタートメニューが、一般ユーザーを含むすべての対象ユーザーで利用可能になったという。

新スタートメニューの展開経緯

Microsoftは1月のセキュリティ更新プログラム以降、新しいスタートメニューを段階的に展開してきた。サポート文書では展開対象を順次拡大すると説明しており、7月2日にはIT管理者向けのWindows Message Centerで組織向け展開を案内し、新しいグループポリシーの提供も開始した。Windows Latestは、これらの動きから段階的展開が完了し、全ユーザーが利用できる状態になったと判断した。

今回の全面展開は、次期大型アップデート「26H2」を前にした準備の一環との見方もある。ただし、Microsoftは公式にその理由を説明していない。

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新スタートメニューの特徴と課題

新しいスタートメニューの最大の注目点は、「すべて」セクションの追加だ。アプリを種類ごとにまとめた「カテゴリ」表示、すべてのアプリをアイコン表示する「グリッド」表示、従来のすべてボタンに相当する「一覧」表示をサポートする。スマートフォンのホーム画面を彷彿とさせるモダンなデザインは評価が高い。

しかし、リリース開始直後から複数の問題点が指摘されている。サイズが大きく、カスタマイズできない「カテゴリ」表示などが主な批判点だ。これらの問題の改善は現在も続けられており、一部はWindows Insider Programでテストが実施されている。

26H2で期待される改善点

Windows Latestは、Windows Insider Program向けビルドのテスト進捗から、次の機能が26H2で追加される可能性が高いと予測している。スタートメニューのサイズ調整オプション(自動(デフォルト)、小、大)の追加、各セクション(ピン留め、最近、すべて)の表示/非表示サポート、アカウント名およびプロフィール画像の非表示オプションなどが含まれる。ただし、セクションすべてを非表示にした場合は設定アプリへのリンクが表示される。

Microsoftは現時点で26H2の正式な機能一覧を公表していないが、改善は26H2リリース後も続く見込みだ。将来的には、スタートメニューのフレームワークをWebUIからWinUIに切り替え、低スペックPCにおけるパフォーマンスの改善が予定されている。

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