Microsoftは8月16日(現地時間)、Windows 11の起動が遅いと感じるユーザー向けに、不要なスタートアップアプリを停止する手順を公開した。同社のサポートチームがX(旧Twitter)に投稿した4枚の解説画像で構成される手順書で、Neowinが伝えている。
スタートアップアプリが引き起こす問題
スタートアップアプリは、Windowsの起動直後に自動的に起動されるアプリの総称だ。システムの起動直後に登録アプリを一斉に起動する仕組みで、ログイン直後の動作が重くなる原因の一つになる。
さらに、これらアプリは終了せずにシステムに常駐するものが多く、バックグラウンドで動作し続け、メモリなどのシステムリソースを消費するものもある。そのため不要なアプリはスタートアップに登録すべきではないが、インストール時にユーザーが意識しないままスタートアップに登録されるアプリもある。
Microsoftが公開した簡単な手順
今回Microsoftは、スタートアップアプリの存在を知らない、または長期間調整していないユーザーを対象に設定手順を公開した。手順は次のとおり。
- 設定アプリの「アプリ」をクリックする
- 右側の「スタートアップ」をクリックする
- 不要なアプリをオフに切り替える
これだけで、次回以降の起動の高速化、消費リソースの低減が期待できる。ただし、停止できるアプリが存在しない場合や、負荷が軽いアプリの停止では目立った効果は得られないため注意が必要だ。
なお、セキュリティソフトなど、Windowsの保護やシステムの動作に関係するアプリを安易に無効化することは避けたい。用途が分からないアプリについても、確認せずに無効化しないほうが安全だ。
タスクマネージャーでより詳細な確認を
今回Microsoftは設定アプリを使用した手順を解説した。この手順はわかりやすく初心者向けと言えるが、Neowinはタスクマネージャーを使用する設定方法がより優れるとして推奨している。
タスクマネージャーではスタートアップアプリを一覧で確認できるほか、各アプリが起動時に与える負荷も確認できる。タスクマネージャーはタスクバーの右クリック→「タスクマネージャー」から起動するか、ショートカットキー「Ctrl+Shift+ESC」で起動できる。
タスクマネージャーの起動後、ナビゲーションの「スタートアップ」を選択すると、スタートアップアプリの一覧が右側に表示される。アプリの有効/無効はアプリの右クリック→「有効化」または「無効化」をクリックする。
タスクマネージャーでは過去の起動統計から、各アプリの起動負荷を「スタートアップへの負荷」として「高」、「中」、「低」の3段階で表示する。「高」と表示されているアプリのうち、普段使用していないものがあれば、無効化を検討するとよいだろう。



