通信大手のKDDIは、対話型AI(人工知能)を活用し、国内の新聞や雑誌、オンラインメディアの記事コンテンツを基に回答する新しい検索サービスを始めた。国内の約150媒体が記事を提供し、AIが記事を使った分だけメディア側に利益を還元する仕組みも整えた。国内ではまだ珍しい仕組みだ。
「Buffmee」の特徴と仕組み
新サービス「Buffmee(バフミー)」は、米グーグルの生成AIモデルを活用し、国内のメディアから提供を受けたコンテンツだけを基に回答する。すでに米オープンAIのChatGPT(チャットGPT)などが広く浸透している中での新たな試みとなる。
記事を提供するのは、朝日新聞や産経新聞、共同通信のほか、ビジネス系の「ダイヤモンド・オンライン」や「NewsPicks Select」、芸能に強い「音楽ナタリー」、料理レシピの「オレンジページ」、「ゴルフダイジェスト」など専門誌も名を連ねる。
利用方法と料金プラン
アプリを開くと、媒体ごとに専門のトーク画面が表示される。例えば、料理雑誌のトーク画面を開き「○○の材料でおすすめのレシピ」と聞けば、雑誌に掲載された記事だけを基にAIが情報を整理し、教えてくれるという。
料金プランは、1日100回までトークができる無料プランと、月額980円でトークや画像生成が無制限にできるプランの2種類を用意し、今年度内に100万ダウンロードを目指す。
メディアへの利益還元
メディア側には、AIが記事を使った分だけ利益を還元する仕組みを整えた。生成AIによる記事の無断利用が問題となる中、国内では珍しい取り組みとして注目される。



