政府は、人工知能(AI)を活用した防災対策の指針を初めて策定する方針を固めた。災害時の避難情報の多言語化や、SNS上の情報分析による迅速な状況把握などを盛り込み、年内にもまとめる。
AIで避難情報を多言語化、迅速な伝達目指す
指針では、AIによる自動翻訳を活用し、避難情報を多言語で発信することを目指す。訪日外国人や在留外国人が増加する中、言葉の壁による情報格差を解消し、迅速な避難につなげる狙いがある。
SNS分析で災害状況を迅速に把握
また、AIを使ってSNSの投稿を分析し、被災状況や救助要請などを早期に検知する仕組みも盛り込む。災害発生直後の情報収集に時間がかかる課題に対応し、救助活動や物資支援の効率化につなげる。
政府は今後、関係省庁と連携して指針の具体化を進め、自治体の防災計画への反映を促す方針だ。



