政府は25日、人工知能(AI)を活用した防災情報システムを2026年度中に構築する方針を明らかにした。自治体による避難判断を支援するのが目的で、気象データや河川の水位情報などをAIが分析し、避難勧告の発令を迅速化する。
AIが気象データや河川情報を分析
このシステムは、気象庁や国土交通省が保有するデータをAIがリアルタイムで解析し、自治体に対して避難の必要性や時期を提案するもの。これまで担当者の経験に依存していた避難判断を、客観的なデータに基づいて支援する。
自治体の負担軽減へ
政府は、近年の豪雨災害で自治体の避難判断が遅れるケースが課題となっていることを踏まえ、今回のシステム構築を決定した。AIによる分析結果を自治体に提供することで、防災担当者の負担軽減と判断の迅速化を図る。
今後、実証実験を経て、2026年度中の運用開始を目指すとしている。



