不正アクセスによる個人情報の漏えいが相次いでいることを受け、大手金融機関が運転免許証などの画像送信によるオンラインでの本人確認を前倒しで廃止している。来年4月のルール改正でオンラインでの本人確認はマイナンバーカードでの認証に原則一本化される予定で、早期の対策によって情報漏えいを防ぐ。
みずほ銀行が免許証による確認を終了
みずほ銀行は19日、スマートフォンを使った口座開設で免許証による本人確認を終了し、マイナカードのICチップを読み込む方法に切り替えた。三井住友銀行も、画像による本人確認を近く取りやめる方針だ。
三菱UFJ信託銀行やりそなホールディングスも同様の対策を検討している。最大手の三菱UFJ銀行や三井住友信託銀行はすでに廃止している。
来年4月のルール改正で一本化へ
オンラインでの本人確認は、来年4月の犯罪収益移転防止法施行規則の改正で、銀行の口座開設などの際に身分証明書の画像によって本人と照合する方法が禁止され、マイナカードのICチップの読み込みに原則一本化される。
タイムズカーの情報流出を受け金融庁が要請
9月にカーシェアリングサービス「タイムズカー」のシステムが不正アクセスを受け、会員らの免許証の画像が流出。金融庁は今月9日、ICチップの読み取りへの早期移行を求めていた。