AiSpaceは2024年6月1日、医療機器や医療関連システムを対象としたサイバーセキュリティ支援サービス「AIGIS」の提供を開始した。このサービスは、医療機器の開発から運用までを包括的にサポートするもので、特に医療機器プログラム(SaMD)の開発段階でのリスク分析や文書整備に重点を置いている。
医療分野におけるサイバー脅威の増加
近年、医療分野におけるサイバー脅威は世界的に増加しており、国内でも2024年4月より医療機器の基本要件基準にセキュリティ要求事項が本格適用された。これにより、医療機器メーカーは製品のライフサイクル全体を通じてセキュリティ対策を強化する必要に迫られている。AiSpaceは、これまでに培ったITサービスの知見を活かし、同事業の本格展開に乗り出した。
AIGISの提供サービス内容
AIGISでは、以下の6つのサービスを提供する。
- サイバーセキュリティマネジメント計画の策定支援
- リスク分析支援
- セキュリティ関連文書の作成支援
- 脆弱性評価支援
- SBOM対応支援
- サイバーセキュリティ試験
これらのサービスは、医療機器メーカーが規制要件を満たし、製品の安全性を確保するための実践的な支援を目的としている。
今後の展開とAI技術の活用
AiSpaceは今後、医療分野に特化したITサービス企業としての経験とセキュリティの知見を融合し、システムの安全性向上に貢献していく。また、AI技術を活用した文書作成支援やセキュリティ運用支援の研究開発も進め、より実践的で導入しやすいサービスの提供を目指すとしている。



