LASSICは2026年7月27日、「悪天候時のテレワーク行動と備えに関する調査」の結果を発表した。調査は2026年6月15日〜17日、20歳〜65歳のテレワーク・リモートワーク経験があるワーキングパーソン男女1,004名を対象にインターネットで実施した。
悪天候時にテレワークで出社回避した人は50.3%
この1年の悪天候時に取った行動を聞いたところ、テレワークによって出社を回避した人は50.3%となった。内訳は、「自分の判断でテレワークに切り替えた」が17.9%、「会社からテレワーク・在宅指示が出た」が12.2%、「上司の許可を得てテレワークに切り替えた」が8.5%、「フルリモートのため該当なし」が11.8%だった。一方、「通常通り出社した」は32.6%となり、テレワークで出社を回避した人が17.7ポイント上回った。
悪天候時の備え、最多は「気象情報の確認」
悪天候時のテレワークに備えて普段から行っている工夫について聞いたところ、「警報・気象情報を業務開始前に確認する」が37.1%で最多となった。続いて、「上司・チームへ早めに共有する」が24.8%、「自宅の通信環境を予め整備しておく」が24.5%、「公共交通の遅延状況に応じて柔軟に始業時刻を調整する」が19.5%、「必要な業務資料を事前にクラウド・ローカルに保存する」が19.2%となった。
ハイブリッド勤務で備えへの意識が高い傾向
悪天候時のテレワークへの備えを勤務形態別にみると、上位3項目はいずれもハイブリッド勤務で最も高かった。「警報・気象情報を業務開始前に確認する」は、フルリモート勤務30.1%、ハイブリッド勤務41.6%、フル出社勤務34.3%となった。「上司・チームへ早めに共有する」は、フルリモート勤務13.3%、ハイブリッド勤務34.6%、フル出社勤務17.4%だった。「自宅の通信環境を予め整備しておく」は、フルリモート勤務21.7%、ハイブリッド勤務29.3%、フル出社勤務19.6%となり、いずれもハイブリッド勤務で最も高い割合となった。
フル出社勤務でも18.5%がテレワークへ切り替え
悪天候時の行動について、ハイブリッド勤務とフル出社勤務を比較したところ、「通常通り出社した」はハイブリッド勤務21.0%、フル出社勤務55.3%だった。一方、「自分の判断でテレワークに切り替えた」は、ハイブリッド勤務28.5%、フル出社勤務7.4%となった。また、「上司の許可を得てテレワークに切り替えた」はハイブリッド勤務13.8%、フル出社勤務3.5%、「会社からテレワーク・在宅指示が出た」はハイブリッド勤務18.0%、フル出社勤務7.6%だった。フル出社勤務でも、自分の判断・上司の許可・会社の指示によってテレワークに移行した人は18.5%となった。
悪天候時の柔軟な働き方が広がる
今回の調査では、悪天候時にテレワークによって出社を回避した人が50.3%となり、「通常通り出社した」32.6%を上回った。フル出社勤務では半数以上が通常通り出社している一方で、約2割はテレワークへ切り替えており、勤務形態にかかわらず柔軟な対応が広がっていることが分かった。また、悪天候時のテレワークに備え、「警報・気象情報の確認」や「チームへの早めの共有」、「通信環境の整備」など、事前準備を行う人も一定数いることが明らかになった。



