『体力がなくても一生 自分を大事にできる 「おつかれメンタル」いたわり帳』(華井由利奈/光文社)は、慢性的な疲労感やストレスに悩む人向けのセルフケア本です。今回は、その中から「大きな布にくるまる」という簡単な方法を紹介します。
大きな布にくるまるだけでリラックス効果
疲れているときは、布団や毛布、ブランケット、タオルケットなど、柔らかくて大きな布を肩からかけたり頭からかぶったりしましょう。これにより「守られている感覚」を味わえます。人間は背中や後頭部、首筋などの急所がオープンになっていると無意識に周りを警戒してしまいますが、大きな布にくるまると環境から自分を切り離した気分になり、落ち着く効果があります。
姿勢は自由だが注意点も
座る、寝るなど、くるまる姿勢は自由ですが、長時間横になったあとに立ち上がる際は注意が必要です。自律神経が乱れ、めまいや立ちくらみ、失神症状が出る可能性があります。立ち上がる前に1~2分座って呼吸を整え、ゆっくりと立ち上がりましょう。
おすすめの姿勢「胎児のポーズ」
特におすすめなのが、体を丸める「胎児のポーズ」です。これは生まれる前の赤ちゃんが母胎内で自然にとるポーズで、大人も体や心の緊張をほぐし安心できるとされています。
やり方
- 仰向けになる。
- 両膝を胸に引き寄せ、両手で抱える。
- 顔を膝に近づけ、体を小さく丸める。
注意が必要なケース
- 満腹のとき:腹部を圧迫するため、食後すぐは避ける。
- 膝や足首に痛みがあるとき:関節を深く曲げるため、痛みがある場合は控える。
- 妊娠しているとき:腹部を圧迫しないよう、専門家の指導に従う。
読者の声と書籍紹介
同書には読者の体験談も掲載されています。「イライラしたときは布団にくるまってふて寝する。寝ても問題は解決しないが、問題から距離を置くことで気持ちを落ち着かせられる」という声や、「心理学の本に『気持ちを落ち着かせたいときは布にくるまるといい』と書いてあり実践した。本当に気持ちがラクになった」という体験談が寄せられています。
『体力がなくても一生 自分を大事にできる 「おつかれメンタル」いたわり帳』は、「なんとなくしんどい」「なぜか不調が続く」といったストレスに対処するための行動や心理的取り組みをまとめた、一生役立つセルフケアの道具箱です。1トピック見開き完結で、疲れているときでも読みやすい構成。等身大の目線を大切にした優しいお守り本です。



