東洋経済オンラインの公式YouTubeチャンネルで、2026年6月23日に公開された特別ディベート動画が注目を集めている。テーマは「積み立て投資をするならどっち?インデックスvsアクティブ」。出演者は、国内インデックスファンドの代表格「オルカン」(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))の生みの親である代田秀雄氏(三菱UFJアセットマネジメント特別業務顧問)と、約20年前にセゾン投信を立ち上げ「つみたて王子」の異名を持つ中野晴啓氏(なかのアセットマネジメント社長、元セゾン投信代表)。司会はフリーアナウンサーの加藤シルビア氏(元TBSテレビアナウンサー)が務めた。
ディベートの概要とルール
動画は約30分にわたり、まず代田氏がインデックス投資の優位性を主張し、続いて中野氏がアクティブ投資の魅力を語る形式。その後、質疑応答とフリー討論が行われた。収録日は2026年6月17日で、データや肩書はその時点のもの。
代田氏の主張:インデックスの優位性
代田氏は「インデックス投資は低コストで市場全体の成長を享受できる」と強調。特に全世界株式に分散投資するオルカンの魅力を説き、長期的な積み立て投資に適していると主張した。これに対し中野氏は「適当なアクティブファンドが多いのは事実だが、優れたアクティブファンドは存在する」と反論。中野氏は「インデックスは運用のタダ乗りだ」と鋭く指摘し、インデックスファンドがアクティブファンドの価格発見機能に依存していると批判した。
中野氏の反論:アクティブの価値
中野氏は「アクティブファンドは市場平均を上回るリターンを目指すもので、適切に選べば十分に価値がある」と述べた。代田氏から「値動きが気になるのはマイナス要因では?」との質問に対し、中野氏は「投資家教育が重要で、長期保有を促す仕組みが必要」と回答。両者の議論は白熱し、視聴者からも関心を集めた。
フリー討論で激突
フリー討論では「インデックスは運用のタダ乗りだ」という中野氏の主張に代田氏が反論。「インデックスファンドも市場の効率性に貢献している」と語り、両者の意見は平行線をたどった。討論の終盤では「まっとうなアクティブファンドの見分け方」についても言及され、中野氏は「運用哲学が明確で、コストが適正なファンドを選ぶべき」とアドバイスした。
視聴者へのメッセージ
このディベートは、投資初心者から経験者まで、インデックスとアクティブのメリット・デメリットを理解する貴重な機会となった。東洋経済オンラインは今後もこうした投資教育コンテンツを提供していく方針だ。



