Microsoft Edgeに、Copilotを活用してWebサイトの表示をカスタマイズできる新機能「Web Remix」が導入される可能性が浮上した。Windows Reportの報道によると、この機能はユーザーがWebサイトそのものを変更することなく、Copilotを通じてページの外観や内容を自由に調整できるという。
Edge Canaryで「Web Remix」がテスト開始
Web Remixは、Microsoft Edgeの先行リリース版であるEdge Canary(カナリアチャンネル)に追加された。ツールバーに新しいRemixアイコンが表示され、ユーザーはこれをクリックすると「外観(Appearance)」と「カスタム(Custom)」の2つのオプションから選択できる。
外観オプションでは、ページの配色変更、ライトモードとダークモードの切り替え、テキストサイズやフォントの調整が可能だ。一方、カスタムオプションでは、自然言語でWebページのカスタマイズを指示することができ、実際の変更はCopilotが自動生成する。
自然言語でページを自由に変更
カスタムオプションを利用すれば、例えば「長い記事を簡潔にする」や「価格を現地通貨に変換する」といった指示が可能で、JavaScriptやブラウザ拡張機能の知識がなくても簡単にWebページをカスタマイズできる。変更はWebページ自体を改ざんするわけではなく、表示のみが変更される。
Remixを作成すると、Remixパネルは作成したRemixの選択画面に切り替わる。トグルスイッチで有効/無効を切り替えられ、三点リーダーメニューからはサイト全体への適用や削除などが選択できる。
機密情報の取り扱いに注意
Windows Reportによると、カスタムオプションはRemixの生成にユーザーの入力内容、タブのURL、ページコンテンツを利用する。そのため、利用開始時には機密情報やセンシティブな情報を入力しないように警告が表示される。Webページに機密情報を表示または入力した状態でWeb Remixのカスタムを利用すると、それらの情報がMicrosoftと共有される可能性があると指摘されている。
実験的機能として提供開始
Web RemixはEdge Canaryの実験的機能として提供が開始された。デフォルトでは無効化されており、テストに参加するにはブラウザのアドレスバーに「edge://flags/#edge-remix」と入力してフラグを有効に変更し、Edgeを再起動する必要がある。また、Microsoftアカウントへのサインインも必要とされる。
機能の詳細は、Microsoftの公式ドキュメント「Web Remix in Microsoft Edge | Microsoft Support」から確認できる。



