クラウドファンディングプラットフォームのMakuakeが、東京都中央区のソフトバンク銀座2階に、期間限定の体験型ポップアップストアを開設した。期間は7月9日から17日までで、入場無料、予約不要。クラウドファンディング中の製品を実際に手に取って試せる機会を提供し、購入前に実物を確認できない不安を解消する狙いがある。
ペットロボット「Fuzozo」や入眠イヤホンなど展示
会場では、現在クラウドファンディングを実施中の製品と、すでに一般販売を開始した製品を展示。特に注目を集めるのは、手のひらサイズのペットロボット「Fuzozo」だ。生成AIを活用した会話機能を搭載し、大手声優事務所・青二プロダクションの声優陣による音声を収録。カメラは非搭載でプライバシーに配慮した設計となっている。本体カラーは5色で、色ごとに性格が異なる。4G(LTE)通信ユニットを内蔵し、Wi-Fiのない屋外でも利用可能で、通信料金は不要だ。
また、finalの「ZE500 NYUMIN」は、就寝前に音楽を流してリラックスしながら入眠するための完全ワイヤレスイヤホン。一般的な完全ワイヤレスイヤホンより大幅に小型化し、横向きで寝ても枕が当たっても不快感が少ない。音量をより小さく絞れる機能も備える。
ギター型電子楽器「ストラモ」も体験可能
「ストラモ」(Strummo)は、演奏のハードルを極限まで下げたと謳うギター型電子楽器。コードに相当する数字ボタンを押しながらタッチセンサーをなでるだけで、高度な技術がなくても演奏できる。コードを数字に変換するWebサイトも存在し、初心者でも簡単に音楽を楽しめる。
クラファン後の一般販売を支援する仕組み
Makuakeは、クラウドファンディングの課題として、購入前に実物を試せないことだけでなく、クラウドファンディング成功後に一般販売に移行する際の障壁も指摘する。販売経験不足、日本特有の商習慣や価格設定でのつまずき、プロモーション不足、在庫リスクなどが原因で失敗するケースが多いという。
そこで、ディストリビューターのソフトバンクC&Sと提携し、クラウドファンディング後の一般販売を支援する仕組みを構築。ソフトバンクC&Sは、クラウドファンディング実施前から実行者やMakuakeと連携し、販売計画やチャネル選定、量産時のコスト・在庫見通しなどを支援する。



