JR東日本、モバイルSuicaで障害作家支援の限定キャンペーン開始
モバイルSuicaで作家支援、JR東日本が限定キャンペーン

東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月23日、モバイルSuicaの利用を通じて障害のある作家の創作活動を支援する「モバイルSuica × ヘラルボニー」キャンペーンを開始した。先着5,000名限定で、エントリーした利用者にヘラルボニー契約作家のアートを用いたオリジナルデザインの「モバイルSuica限定カードフェイス」を配信する。

利用金額の0.5%を共創金として拠出

カードフェイスが配信された利用者のSuica利用金額に応じて、JR東日本からヘラルボニーへ対象利用金額の0.5%相当が共創金として拠出される。この共創金を原資に、ヘラルボニーから作家へロイヤリティが支払われる仕組みだ。

対象となるのはJR東日本の路線での鉄道利用に加え、店舗や自動販売機などでの電子マネーによる支払い全般。利用者のSuica利用金額からロイヤリティが差し引かれることはない。

エントリー期間と条件

エントリー期間は2026年10月23日から10月31日まで、キャンペーン対象期間は2026年12月1日から2027年2月28日まで。エントリーはキャンペーンサイトから受け付けており、JRE IDと連携したモバイルSuica会員であることが条件となる。

東日本エリアの作家による3作品を採用

ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築している。

今回の限定カードフェイスには、鉄道や旅、人々の感情をテーマにした作品の中から、東日本エリアを拠点に活動するヘラルボニー契約作家による3作品が採用された。

工藤みどり氏(るんびにい美術館・岩手県)の「無題(青)」は、思いのままに打つ点描や短い線の集積によって表現された作品。鈴木広大氏(のぞみの家・東京都)の「旅行」は、両手に絵の具を付け、キャンバスに向かって指を大きく広げ、叩くように描いた作品だ。marina氏(個人/東京都)の「colorful brush2-mm2025」は、HERALBONY CLUB会員限定で選択できる作品で、12歳から創作活動を続けている。