LINEの利用が高齢者にも広がる中、シニア世代にありがちな「ちょっと困った使い方」が問題になっている。スマホ活用アドバイザーの増田由紀氏(デジタル推進委員)が、誤送信や写真の連投など、シニアがやりがちな失敗とその対策を解説する。
送信取消の注意点
LINEで誤ってメッセージを送ってしまった場合、送信取消機能を使うことができる。ただし、以下の3つの注意点がある。
- スピードが勝負。送信取消ができるのは1時間以内(有料のLYPプレミアム会員は7日以内)。
- 既読がついても取り消せるが、相手の記憶には残る。
- 「メッセージの送信を取り消しました」と表示される(有料のLYPプレミアム会員は表示されない)。
ついうっかりは誰にでもあるため、一度家族間で試してみるとよいと増田氏はアドバイスする。
写真連投の悩み
40代の知人から聞いた話として、増田氏は義理の父親から送られてくるLINEに困惑している事例を紹介。旅行好きで、出先で風景の写真を1枚ずつ立て続けに送ってくるため、多いときには10枚ほどの写真が1枚1枚送られてくるという。その都度LINEに通知が来るため、家にいるときはいいものの、職場では慌ててスマホをバッグに入れたり、通知をオフにしたりしなければならず、地味に困っていると苦笑いしていたという。
LINEで写真を送るときは、まとめて選択すれば1回で送信できる。写真は1枚ずつしか送れないと思っているシニアも多く、講座で紹介すると喜ばれる機能の一つだ。ただし、写真を選択する際に「意図せずに複数選択している」こともある。増田氏は80代の叔父とのやり取りで、大量の写真が送られてきた経験を語る。これもシニアあるあるで、写真を選択するときに何かの拍子で複数枚選んでしまい、それに気付かずに送ってしまうケースだ。選択した写真は右上の丸が緑色に変わるが、サイズが小さいため見逃しやすい。
アルバム機能のすすめ
たくさんの写真を送るなら「アルバム」にするのがおすすめだ。「同窓会」「家族旅行」「サークルの発表会」などイベントごとにまとめられ、アルバム一覧もあるため、見返すときにお目当ての写真をすぐに発見できる。家族旅行に行ったとき、家族LINEにアルバムを作り、みんなが撮った写真を追加していく使い方も可能だ。
次ページでは、LINEのアルバムに関するシニアあるあるの「2つの勘違い」について解説する。



