梅雨や夏の季節は突然の雨や湿気により、室内干しの機会が増える。洗濯物を干すこと自体はもちろん、浴室乾燥の物干し竿にハンガーを掛ける瞬間を「意外と面倒」と感じている人は少なくない。今回は、カインズの「引っ張って取り込みやすいインテリアハンガー 40ピンチ」(3,480円)を実際に使用し、その実力を検証した。
浴室乾燥あるあるが解消された
室内干し派の筆者が毎回感じていたのは、浴室乾燥でハンガーを掛ける瞬間のストレスだ。物干し竿は浴槽の上にあり、高い位置まで洗濯物を持ち上げなければならない。あと少し届かず何度もやり直したり、バランスを崩して洗濯ハンガーが頭の上へ落ちてきたりする。洗濯するたびに「地味だけど面倒だな」と思っていた。
この商品を見たときは「引っ張って取り込める」機能が最大の特徴だろうと予想していた。しかし、実際に使用して最も気に入ったのは別のポイントだった。
最大の魅力はグリップ
そのポイントがグリップである。ハンガーの中心に持ち手が付いているため、下からしっかり握って持ち上げられる。浴室乾燥のように高い位置へ掛けるときでも狙いやすく、片手でも安定して持ち上げられた。筆者は身長が高い方ではないため、この使いやすさは非常にありがたかった。洗濯ハンガーを掛けるだけなのに、これほど楽になるとは思わなかった。
ピンチ自体も使いやすい。衣類をしっかりホールドしつつ、引っ張ると先端部分が回転して外れる。軽い力で開けられるため、靴下やハンカチなど細かな洗濯物もテンポよく干せる。ピンチは軽い力で開くが、洗濯物はしっかり固定され、タオルや靴下も安心して干せた。さらにピンチは360度回転するため、洗濯物同士が絡みにくいのも嬉しいポイントだ。
取り込みは引っ張るだけ
この商品の最大の特徴が取り込み方法だ。洗濯物を真下へ引っ張るだけで、ピンチが回転してスルッと外れる。タオルや靴下をまとめて取り込む際に、特にその楽さを実感できた。もちろん生地や干し方によっては様子を見ながら使う必要があるが、普段着やタオル類ならテンポよく取り込めた。
デザインもシンプルで部屋になじむ。見た目は生活感を抑えたシンプルなデザインで、商品名に“インテリア”と付くだけのことはある。グレーを基調としているため、室内干しでもインテリアを邪魔しない。「室内干し=生活感が出る」というイメージを少し変えてくれるデザインだ。
毎日の家事だからこそ、小さなラクさが嬉しい
洗濯は毎日の家事だからこそ、少しでも楽になるアイテムはありがたい。今回使用して一番印象に残ったのは、「取り込みやすさ」以上に「掛けやすさ」だった。浴室乾燥で何度も苦労してきた身としては、このグリップだけでも買う価値を感じたほどだ。もちろん、引っ張るだけで取り込める機能も、洗濯ばさみを一つずつ外す手間が減り、忙しい朝や仕事終わりには助かる。
梅雨はもちろん、ゲリラ豪雨などで室内干しが増えるこれからの季節。毎日やる家事だからこそ、小さなストレスが減るだけで、「洗濯って面倒だな」という気持ちまで少し軽くなった。「洗濯ハンガーなんてどれも同じ」と思っていたが、その考えが変わった。



