ネオキャリアは2026年6月29日、「20代推し活層の転職・働き方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2026年6月1日~2日、年15公演以上の推し活(ライブ・コンサート・舞台・スポーツ観戦など)に参加する20代社会人110人を対象にインターネットで実施された。
4割超が公演日に合わせて有給休暇を取得
推し活と仕事を両立するために実践していることを尋ねたところ、「公演スケジュールに合わせて有給休暇を計画的に取得している」が43.6%で最多となった。次いで「リモートワークを活用し、通勤時間を短縮している」(27.3%)、「残業時間の少ない業務や部署を選択している」(25.5%)が続き、推し活を軸に働き方を工夫する実態が明らかになった。
自由回答では、「推し活を楽しみに日々の業務に取り組める」「スケジュール管理や計画性が身についた」「コミュニケーション能力が向上した」「動画編集や画像編集のスキルが仕事に活きている」「行動力や情報収集力が身についた」といったポジティブな声が寄せられた。
約5人に1人が年収700万円以上
収入状況では、「200万円~300万円未満」が20.0%で最多。一方、「700万円~1,000万円未満」(14.5%)と「1,000万円以上」(7.3%)を合計すると21.8%となり、約5人に1人が年収700万円以上であることがわかった。
転職経験者の8割超が「推し活との両立」を意識
転職経験については、「転職経験がある」が55.5%を占めた。直近の転職時に推し活との両立を意識したか尋ねたところ、「非常に意識した」(50.8%)と「やや意識した」(32.8%)を合わせた83.6%が意識したと回答した。
推し活との両立を意識した転職で重視した条件は、「リモートワークが可能であること」(62.7%)が最多。続いて「有給休暇が取得しやすいこと」(47.1%)、「残業時間が少ないこと」(37.3%)となり、給与や待遇だけでなく時間を柔軟に使える働き方が重視される傾向が顕著だった。
転職結果の満足度は、「非常に満足している」(41.2%)と「やや満足している」(43.1%)を合わせた84.3%が満足と回答。推し活との両立を意識した転職は高い満足度につながっている。
ネオキャリアは、若年層にとって仕事は収入を得る手段だけでなく、自身の価値観やライフスタイルを実現する基盤となっており、有給休暇の取得しやすさやリモートワークなど柔軟な働き方を支える環境整備が、採用や人材定着において一層重要になると分析している。



