東芝、発電所点検のAI自動化に着手
東芝エネルギーシステムズは、発電所の保守点検業務を人工知能(AI)で自動化する実証実験を開始したと発表した。この取り組みは、点検作業の効率化と精度向上を目的としており、2025年の実用化を目指している。
実証実験の概要
実証実験では、発電所内の配管や機器の点検にAIを活用。ドローンやロボットが撮影した画像をAIが解析し、異常の有無を自動で判定する。従来は熟練技術者が目視で行っていた作業を代替することで、点検時間の短縮と人為的ミスの低減が期待される。
AI技術の詳細
東芝は、独自の画像認識AIを開発。過去の点検データを学習させることで、ひび割れや腐食などの異常を高精度で検出できるという。また、AIが判定に迷った場合のみ、遠隔地の専門家が確認する仕組みを採用し、効率と信頼性のバランスを図る。
期待される効果と今後の展開
東芝エネルギーシステムズの担当者は「この技術により、点検業務の生産性を30%以上向上させたい」と述べている。将来的には、他のプラントやインフラ設備への応用も視野に入れており、2025年までに商用化を目指す。



