Sakana AI「Sakana Fugu」料金がドル建てで波紋、円建てプラン要望に「受け止める」
Sakana Fuguドル建て料金に批判、円建て要望に「受け止める」

Sakana AIが6月22日に一般公開したマルチエージェントAIシステム「Sakana Fugu」の料金体系がドル建てであることに対し、国内ユーザーから「国産AIなのにドル建てなのか」「円安が進んでおり、ドル建ては日本のユーザーに厳しい」といった批判の声が上がっている。同社はITmedia NEWSの取材に対し、ドル建ての理由は「グローバル市場を前提としてサービスの展開を行っているため」と説明。円建てプランへのニーズについては「日本のユーザーの皆様からいただくご意見・ご要望として、引き続きしっかりと受け止める」とコメントした。

Sakana Fuguの料金プラン

Sakana Fuguは、複数のAIエージェントを組み合わせたマルチエージェントシステム。タスクの内容に応じてAIモデルを選び、必要があれば専用のAIエージェントのチームを作って連携させる。処理は内部で完結するため、ユーザーはAPIから1つのAIモデルと同じように使える。

サブスクリプションプランの価格は、標準の「Standard」が月額20ドル、Standardの10倍の利用枠がある「Pro」が月額100ドル、Standardの20倍の利用枠がある「Max」が月額200ドル。法人向けの従量課金プランもドル建てだ。

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同サービスは、内部で利用するAIモデルを必要に応じて入れ替えられるため、米国のAI輸出規制などの影響を受けにくいアーキテクチャになっていることもメリットの一つに挙げている。

関連するSakana AIの動き

Sakana AIは、初の商用プロダクト「Marlin」をリリースしたほか、新たなAIモデルシリーズ「Namazu」(α版)を開発。NECや富士通など日本企業からの資金調達も発表している。同社は元Googleの著名な研究者らが東京で立ち上げたAIスタートアップで、NVIDIAなどから約145億円を調達したばかりだ。

また、浮世絵風イラスト生成AI「Evo-Ukiyoe」や浮世絵をカラー化できる「Evo-Nishikie」も公開しており、日本文化とAI技術の融合にも取り組んでいる。

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