楽天モバイルは、2024年度中に自社が保有する全基地局を第5世代移動通信システム(5G)に対応させる方針を明らかにした。2023年度末までに全基地局の約8割で5Gサービスを提供する計画で、これにより5Gエリアの大幅な拡大が見込まれる。
5G対応基地局の現状と目標
楽天モバイルは現在、全国で約2万局の基地局を運用している。2023年11月時点で、約1万5000局が5Gに対応済みで、残りの約5000局についても2024年度中に5G対応を完了する予定だ。同社の三木谷浩史会長兼社長は「5Gのカバレッジを拡大することで、より高速で安定した通信を提供できる」と述べている。
5Gエリア拡大の背景
楽天モバイルは、2020年に携帯電話事業に参入し、当初は4Gサービスからスタートした。しかし、5Gの需要が高まる中、競合他社に追いつくために5Gエリアの拡大を急いでいる。2023年10月には、5Gの契約数が100万を突破したと発表しており、今後もさらなる拡大を見込んでいる。
今後の展望
楽天モバイルは、5Gエリアの拡大に加えて、2024年にはスタンドアローン方式の5Gコアネットワークの導入も計画している。これにより、低遅延や多数同時接続といった5Gの特長を最大限に活かしたサービスを提供できるようになる。同社は「5Gの本格的な普及に向けて、インフラ整備を加速する」とコメントしている。



