背景と目的
5Gの普及に伴い、基地局の消費電力が増大している。総務省は、AIを用いて基地局の運用を最適化し、消費電力を削減する実証実験を開始した。このプロジェクトには、NTTドコモ、富士通、日本電気(NEC)などが参加している。
実証実験の詳細
実験では、AIがトラフィックの変動を予測し、基地局の送信出力や稼働数を動的に制御する。例えば、夜間や利用者の少ないエリアでは、基地局の一部をスリープモードに移行する。これにより、消費電力を最大30%削減できる見込みだ。実験は2024年3月から東京都内の一部エリアで実施され、2025年度の実用化を目指す。
期待される効果
総務省の担当者は「AI制御により、通信品質を維持しながら大幅な省電力が可能になる」と述べている。この技術が実用化されれば、5G基地局の運用コスト削減や、カーボンニュートラルへの貢献が期待される。また、6Gへの応用も視野に入れている。
参加企業のコメント
NTTドコモの担当者は「AIによる基地局制御は、5Gの持続可能な運用に不可欠だ」とコメント。富士通は「AI技術を活用し、社会全体のエネルギー効率向上に貢献したい」と述べている。



