5G(第5世代移動通信システム)の本格普及により、半導体業界が再び活況を呈している。特に光通信部品メーカーには追い風が吹いており、2025年までに世界の5G加入者数が20億人を超える見通しだ。
5G投資が半導体需要を牽引
各国で5G基地局の整備が加速しており、通信機器向け半導体の需要が急増。2024年の世界半導体市場は前年比15%増の6000億ドル規模に達する見込み。光通信部品メーカーは、データセンター向け需要も追い風に業績を伸ばしている。
光通信部品メーカーの業績拡大
住友電気工業や古河電気工業など光ファイバー関連企業は、5G基地局の光伝送需要で受注が増加。また、富士通オプティカルコンポーネンツは、高速光変調器の出荷が前年比30%増と好調だ。
今後の課題と展望
一方で、半導体不足のリスクも指摘される。2023年には自動車向け半導体不足が問題となったが、5G向けは優先的に供給される見込み。業界関係者は「5G特需は2026年まで続く」と予測しており、関連部品メーカーの投資拡大が続きそうだ。



