NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯電話3社は、5G通信網の整備を加速している。2025年度までに全国の人口カバー率を90%に引き上げる目標を掲げ、地方都市や過疎地域での基地局設置を積極的に進めている。
基地局設置数が急増
総務省の発表によると、2024年3月末時点で全国の5G基地局数は約10万局に達した。これは前年同期比で約2倍の増加となる。各社は2025年度末までにさらに倍増させ、計20万局以上の設置を目指している。
地方での高速通信が可能に
これまで5Gは都市部が中心だったが、今回の計画により地方でも高速・大容量通信が利用可能になる。特に遠隔医療やスマート農業、自動運転などへの応用が期待されている。KDDIは「地方創生の基盤として5Gを整備する」とコメントしている。
一方で、基地局建設には多額の投資が必要であり、各社の収益圧迫が懸念される。総務省は補助金制度を拡充し、民間の投資を後押しする方針だ。



