坂本花織、現役最後の世界選手権へ「やり切るだけ」 日本勢がプラハ入り
フィギュアスケートの世界選手権(25日開幕)に出場する女子でミラノ・コルティナ冬季オリンピック銀メダリストの坂本花織(シスメックス)ら日本代表選手団が23日、開催地のチェコ・プラハに到着しました。坂本は現役最後の大会を前に、笑顔で抱負を語り、他の選手たちもそれぞれの意気込みを明かしています。
坂本花織「びっくりするぐらいストレスフリー」
坂本花織は現役最後の大会となる世界選手権について、「びっくりするぐらいストレスフリーです。めっちゃ元気です。もうやり切るだけです」と明るく語りました。この言葉には、長年の競技生活を締めくくる決意と、プレッシャーを感じずに臨む心境が表れています。ミラノ五輪での銀メダル獲得から続く高いパフォーマンスを、最後の舞台で発揮しようとする姿勢が伺えます。
鍵山優真、ジャンプ構成を変更
男子でオリンピック銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大学)は、フリープログラムで五輪で挑んだ4回転フリップを入れないことを明言しました。代わりに、4回転サルコーと4回転トーループの2種類のジャンプに絞り、完成度を重視する戦略を取ります。鍵山は「満足して終われればそれでいいです。自分の強みを生かせるように頑張りたいです」と話し、安定した演技を目指す考えを示しました。
佐藤駿と中井亜美の意気込み
オリンピックで銅メダルを獲得した男子の佐藤駿(エームサービス・明治大学)は、「今シーズンの最終戦なので、いい形で終えられるように頑張りたいです」と述べ、今季の締めくくりに力を込める姿勢を強調しました。一方、女子で初の世界選手権に出場する中井亜美(TOKIOインカラミ)は、「めっちゃ楽しみです。オリンピックの時みたいに思い切りやれたらいいです」と意気込みを語り、大きな舞台での活躍に期待を寄せています。
日本勢の総合力に注目
今回の世界選手権では、坂本花織の引退を控えた最後の演技や、鍵山優真の戦略的なジャンプ構成、若手選手の成長など、日本勢の多彩な見どころが揃っています。選手たちはプラハでの調整を経て、25日からの本番に臨みます。各選手が抱負通りに力を発揮し、観客に感動的な演技を届けることが期待されます。



