第108回全国高校野球選手権神奈川大会は16日、横浜市の保土ケ谷球場で4回戦を行い、東海大相模と横浜が対戦した。昨夏の決勝カードの再現とあって、球場には早朝から多くのファンが詰めかけ、行列ができた。
早朝から1500人が行列、聖地に熱気
保土ケ谷球場は漫画「ドカベン」の舞台としても知られ、神奈川の高校野球の「聖地」とされる。収容人数は約1万5千人。最寄り駅は相鉄線の星川駅や和田町駅だが、徒歩15分ほどかかるため、JR保土ケ谷駅や横浜駅からバスで来場する人が多い。
記者が球場に到着したのは午前6時15分ごろ。すでにチケット売り場には目視で確認できるだけで約1500人の列ができていた。横浜駅前のバス停にも午前6時には行列ができていた。
午前5時前から並んでいたという神奈川県大和市の斉藤博樹さん(56)は、縦じまのユニホーム姿で「娘が東海大相模に通っていた。悔いのないよう、けがのないように精いっぱい戦ってほしい」と語った。神奈川県座間市の会社員横山久さん(59)は横浜のファン歴45年。「良い勝負をして、最後は甲子園での試合を見たい」と期待を寄せた。
球場側の対応と試合前の状況
保土ケ谷球場は通常より1時間早い午前7時にチケット売り場を開放し、売り場も増設して対応した。球場には駐車場があるが台数が限られているため、神奈川県高野連は電車やバスでの来場を呼びかけている。
昨夏の神奈川大会決勝では11―3で横浜が勝利。横浜は今春の県大会で優勝したが、東海大相模は3回戦で相洋に敗れたため、27年ぶりのノーシードからの出場となった。試合は午前9時に開始予定だった。



