甲子園の魔物を乗り越える方法は?仙台育英・須江監督「乗っかるだけ」
甲子園の魔物を乗り越える方法は?仙台育英・須江監督「乗っかるだけ」

第108回全国高校野球選手権大会3回戦で、仙台育英が千葉・拓大紅陵に6―3で勝利した。試合後、須江航監督は相手校のブラスバンドによる一体感のある応援について振り返った。

「コンサート会場の特等席に座ったみたい」

須江監督は「球場全体が高校野球のノスタルジーな雰囲気だった。球場中の野球愛が深い人たちが集結してる感じで、それが長い高校野球の歴史に『チャンス紅陵』が乗っかって、特別な空間だったなと思います。コンサート会場の特等席座ったみたいな感じでしたね」と語った。

拓大紅陵の選手たちは、時折ブラスバンドのリズムに乗って、楽しむように打席に立っていた。その姿を三塁側のベンチで見ていた須江監督は「打席に入る時のルーティンみたいな感じで『こがホームグラウンドだ』っていう感じで(戦えているのは)間違いなく応援(の力)です」と話した。

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「乗り越え方はないです」

3年前の夏の甲子園大会決勝では、慶応(神奈川)の大音量の応援を経験している須江監督。「あの時は、360度コンサート会場だった」と当時を振り返った。

スタンドの空気が作り出す雰囲気を乗り越える方法を尋ねられると「乗り越え方はないです」と即答。「甲子園の魔物とか、甲子園の雰囲気を乗り越える方法はありません。乗っかるだけです。自分たちがこれを乗り越えるんじゃなくて、その空間の中に自分たちも溶け込んでいくことが重要だと思います。悪い意味ではなく、すごく楽しいっていう、このような状況の中でやれることが人生の中でないみたいな。(雰囲気に)溶け込んでいくことが重要だと思います」と持論を述べた。

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