オリックス、東京ドームで17年ぶり主催試合 満員御礼、4万1015人集める
オリックス、東京ドームで17年ぶり主催試合満員御礼4万1015人

プロ野球のオリックスが東京ドームで主催した3日の楽天戦は「満員御礼」の大盛況となった。球団はSNSなどを通じて選手の魅力が首都圏のファンにも浸透したとみて、17年ぶりに同ドームで試合を開催。4万1015人の観客が詰めかけ、オリックス人気の広がりを裏付ける結果となった。

試合はサヨナラ勝ちで最高潮

試合は4点の先行を許す苦しい展開。重い空気を吹き飛ばすかのように、ファンの声援が響き渡り、選手も応えた。紅林、宗の本塁打などで追いつき、6―6の九回に、来田がこの日2本目の本塁打となるサヨナラ3ラン。ファンのボルテージは最高潮に達した。

人気拡大の背景にSNS戦略

球団によると、2021年からのリーグ3連覇で人気が高まり、ファンクラブ有料会員数は3~4倍になったという。グラウンド外の選手の様子を紹介するSNSも女性ファンらに受け、球団公式インスタグラムのフォロワー数は今年4月時点で約44万7000人と、19年4月から7倍近くに増えた。ノリのいい応援歌も多く、勝負所では観客がライブのように盛り上がるのも魅力だ。

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首都圏開催の決め手と反響

昨季の入場者数はリーグ3位の1試合平均2万8571人。本拠地の京セラドーム大阪でも一定の来場者を見込めるが、ファン層を分析した結果、首都圏にも熱心なファンがいることが分かり、東京ドーム開催を決めた。平日の月曜日に試合が組まれ、「集客は苦戦すると思っていた」(球団幹部)が、チケットは事前に完売した。

観戦した東京都大田区の女性(31)は「女性目線で見て、かっこいい選手の魅力を出してくれている」とチームにひかれる理由を説明。埼玉県川口市の女性(31)は「(ビジターの試合にはない)ビジョン(画面)の演出や選手の登場曲があって楽しめた」と主催試合ならではの雰囲気に満足そうだった。

ファンからは「毎年のようにやってもらえれば」と期待する声が上がり、球団も予想を上回る成果に来季継続も検討するという。「バファローズの魅力を全国へ」という夢へ、足がかりとなる東京開催だった。

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