第108回全国高校野球選手権大会は22日午前10時から決勝が行われる。智弁和歌山が第103回(2021年)以来、4度目となる頂点に立つか。春は優勝経験のある健大高崎(群馬)が、初めて深紅の大優勝旗を手にするか。
投の健大高崎、打の智弁和歌山
健大高崎は6投手の小刻みな継投で勝ち上がってきた。直球に力がある石垣聡志や石田翔大、制球力の高い佐藤麻恩、変則左腕の北田莉玖など、タイプの異なる投手がそろう。
準決勝までの全5試合でわずか2失点、チーム防御率は驚異の0.20。準々決勝は石垣が完封し、準決勝は4投手で零封した。3回戦の途中から26イニング連続で点を取られていない。
智弁和歌山は打線が好調
智弁和歌山は仙台育英(宮城)との準々決勝で18安打11得点、横浜との準決勝では14安打7得点とバットが振れている。特に3番の井本陽太が、打率7割1分4厘と絶好調だ。横浜・織田翔希から3ランを放った5番の楠本龍生ら、勝負所で長打を生み出せる打線のパワーは脅威だ。
守りも堅い。和気匠太、久葉亮太ら打たせて取るのが巧みな投手陣をバックが支える。ここまでの全4試合で2失策。球際の強さが光る。
勢いは智弁和歌山か
勢いなら、甲子園大会の優勝経験校に打ち勝ってきた智弁和歌山が上だろう。健大高崎が勝つならロースコアしかない。盾と矛、どちらが勝るのか。



