健大高崎、夏初のベスト4進出 小学2年生の特注ユニホーム応援も話題
健大高崎、夏初のベスト4進出 小2の特注ユニホーム応援も

第108回全国高校野球選手権大会第13日の18日、群馬県代表の健大高崎は準々決勝で有明(熊本)に延長十回、1-0でサヨナラ勝ちし、夏では初のベスト4入りを果たした。

両校のエースの息詰まる投手戦は9回で決着がつかず、タイブレーク制の延長に突入。十回裏、主将の石田雄が値千金の決勝打を放った。準決勝は第14日(20日)で、天理(奈良)と対戦する。

アルプスで存在感を示した小学2年生

ベスト4進出をかけた有明(熊本)との準々決勝。熊本県で7月に起きた地震を受け、熊本応援のムードが漂う中にあって、健大高崎のアルプススタンドには動じない存在がいた。野球部員たちと並んで応援歌を全力で歌う小学2年生の田中翔さん(8)だ。

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母・亜由美さんは、翔さんについて「保育園のときに高校野球を見て、健大高崎にハマった」と話す。彼が着る、背中に「SHO」と描かれた健大高崎のユニホームは、青柳博文監督の了承を得てつくった特注品だという。

野球部員との交流が生んだ絆

翔さんが野球部員らにかわいがられながら、一緒に応援するようになったきっかけは、野球部3年の山田琉葵さんだ。山田さんは1年の秋、近くで応援してくれていた翔さんを見つけ、「一緒に応援する?」と声をかけた。「最初は緊張してあまり話してくれなかった」と振り返る山田さん。だが今では、翔さんの両親と山田さんの4人で食事に行く仲になった。

「健大高崎で野球をやりたい」と少年野球チームに入った翔さん。健大高崎野球部の好きなところを聞くと、「強いところ」と恥ずかしそうに答えた。そして十回裏に1点が入った瞬間、小さい体で大きく飛び跳ねて、喜んだ。

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