阪神の3年目右腕・下村が13日の巨人戦でプロ初勝利を挙げた。長いリハビリ期間を乗り越えての白星に、ヒーローインタビューでは「時間はかかってしまったけど、なんとか勝ててよかった」と万感の思いを語った。
トミー・ジョン手術から復活
兵庫県西宮市出身の下村は、青学大からドラフト1位で2024年に入団。同年4月に右肘の内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、長いリハビリを強いられた。マウンドに上がれない日々が続き、「本当にこれで良かったのか」と悩んだこともあったという。
今季一軍初登板、粘りの投球で白星
今季、ようやく一軍初登板を果たした。好投しても白星に恵まれなかったが、「投げられるだけで幸せ」と心は折れなかった。この日は先制を許しながらも、粘りの投球で5回2失点にまとめた。
試合は阪神が3-2で勝利し、4連勝。四回に佐藤の3戦連続本塁打で1点差とし、六回に坂本の2ランで逆転した。巨人は阪神戦の2年連続シーズン負け越しが決定した。
下村は「自分が投げることで、ほんの少しでも、けがで苦しむ人たちの力になる。そんな投手になれたらうれしい」と話し、新たなヒーローの誕生を印象づけた。



