巨人マルティネス、古巣中日戦で通算250セーブ達成 外国人投手初の快挙
巨人マルティネス、通算250セーブ達成 外国人投手初

巨人のライデル・マルティネス投手(29)が10日、東京ドームで行われた中日23回戦で今季38セーブ目を挙げ、8月の益田直也(ロッテ)に続いてプロ野球史上6人目の通算250セーブを達成した。外国人投手では初。

古巣中日が相手のマウンド

通算250セーブを懸けたマウンドは、くしくも古巣中日が相手だった。「脚本はどこにもないけど、運命だったのかなと思う」。2点リードの九回。たった5球で試合を締めくくった巨人のマルティネスはグラブをたたき、天を見上げた。

愛するキューバの家族に別れを告げてから9年。外国人投手初の大記録に到達した右腕は「ドラゴンズなしではたどりつけなかった記録。本当に感謝したい」と涙を浮かべた。

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新球習得でつかんだ頂点

20歳だった2017年、育成枠で中日に入団した。言葉も文化も違う異国での生活に「帰りたいと思ったことは何度もあった」と苦笑する。そんな時、思い浮かべたのは亡き祖父母の姿だ。「目的を持ってきたんだから頑張りなさい」。隣に寄り添い、そう語りかけてくれるような気がした。

1年目のオフ、当時の森繁和監督に伝授された新球種が「人生を変えてくれた」。それが、193センチの長身から振り落とすスプリットだ。160キロ近い速球との組み合わせに、打者は手を焼く。3度のセーブ王に輝くなど、絶対的守護神の立場を確立した。

求めるのはチームの勝利

抑えの理想には、ソフトバンクで3度の日本一に貢献したサファテを挙げる。「自分へのご褒美? あえていうなら日本一かな」。個人の勲章より、求めるのはチームの勝利。首位を走る阪神の背中は目前に迫る。まだ見ぬ頂へ、全力で腕を振り続ける。

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