米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(39)が、2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの宮崎春季キャンプにチームアドバイザーとして参加することが12日、発表された。キャンプは14日から24日まで、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、ダルビッシュは全日程に帯同する。
ダルビッシュの役割と井端監督の期待
ダルビッシュは昨年10月に肘の手術を受けており、現役選手としての出場は見送られたが、井端弘和監督から「何かしらの形で関われないか」と打診を受け、熟考の末にアドバイザーとして参加することを決断した。ダルビッシュは「選手の皆さんが自信を持って大会に臨めるように、過去の大会から得た経験を選手達に伝えられたらと思っています」とコメント。自身が2009年、2013年、2017年、2023年と4度のWBCに出場した経験を活かし、投手陣を中心に技術面・精神面での助言を行う意向を示した。
井端監督は「彼のこれまでの経験は、各国の名だたる投手や打者の特徴を知るには、チームにとって大変有意義な時間になると確信しています。何より代表の投手陣にとっては技術面、精神面において、とても大きな存在になると思います」と期待を寄せ、「私も彼から学ぶことがたくさんありますし、限られた期間ですが、共に世界一に向けて準備したいと思います」と述べた。
キャンプの意義と今後の展望
今回のキャンプはWBC本大会に向けた重要な準備期間であり、ダルビッシュの参加はチームにとって大きな力となる。ダルビッシュは「このような機会を作っていただいた井端監督、侍ジャパンに感謝しています」と謝意を表した。侍ジャパンは今回のキャンプで実戦形式の練習や紅白戦などを通じてチームの強化を図る。ダルビッシュの具体的な指導内容は明らかにされていないが、若手投手への技術指導や国際試合でのメンタル面のアドバイスが期待されている。
ダルビッシュはWBCでの経験豊富なベテランとして、チームの結束力を高める役割も担う。井端監督は「限られた期間だが、共に世界一を目指す」と決意を新たにした。



