アジア大会野球代表・和田佳大選手、3拍子で優勝貢献へ
アジア大会野球代表・和田佳大選手、3拍子で優勝貢献へ

来月開幕するアジア競技大会の野球・日本代表に決まったトヨタ自動車の和田佳大選手(29)を、愛知県豊田市の硬式野球部クラブハウスに訪ねた。和田選手は巧みなバットコントロールを武器に安打を量産するヒットメーカーで、俊足とショートの堅い守備にも定評がある。

侍ジャパンの一員として

和田選手はアジア大会代表に決まったことについて、「本当にありがたいと思っていますし、野球競技は、最近は優勝できていないので、貢献できるように頑張りたいと思います」と語る。侍ジャパンのユニホームについては、「国を背負うということで、会社のユニホームとは違う重みを感じます」と話す。

今回の代表にはトヨタ自動車から7人が選ばれた。「24人中7人なので、僕たちはプレーしやすい環境にあると思います。ほかの選手と一つになって、チームをうまく回せるように、そんな立ち位置にいたいと思っています」とチームへの意識を示した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

都市対抗への意気込み

26日に東京ドームで開幕する社会人野球の都市対抗については、「アジア大会も大事ですが、今はまず近くにある都市対抗に軸足があって、何とか優勝できるようにと思っています。ふだんから会社の理解をいただき、職場の方も応援に来てくださるので、勝って恩返しをしたいということが一番にあります」と話す。

野球人生で一番うれしかった瞬間は「3年前に都市対抗で優勝した時」だという。「会社に戻った時に、いろいろな方から声をかけてもらい、喜んでくれているのがわかって、また優勝したいと心底思いました。優勝の喜びは何にも代えられないですね」と振り返る。

一発勝負の魅力と今後の目標

社会人野球のほとんどがトーナメント制で一発勝負となることについて、和田選手は「7年目ですが、慣れないですね。やっぱり緊張しますし、一発勝負の怖さを感じます。でも、そこが社会人野球の魅力だと思い、僕もちょっとひかれています。全員の一試合にかける思いの強さを感じます」と語る。

勝ち抜くために大切なことは「ミスを引きずらない、一喜一憂しない。ミスしても、別の誰かがカバーできるのが、団体競技のいいところ。たとえミスをしても、すぐに次のプレーに集中しないといけない――、トーナメントにおいてはそこが大事かなと思います。勝てば、ミスは消えるので……」と話した。

プロフィルと夢

和田選手は鹿児島県出身。父親や兄とのキャッチボールを通じて野球を始め、鹿児島情報高、中京大を経てトヨタ自動車に入社。中京大時代は愛知大学野球で通算122安打を記録し、61試合連続出塁、29試合連続安打は愛知大学野球連盟の記録となっている。身長1メートル67、体重66キロ。右投げ左打ち。趣味は釣り。

今後の目標について「来年30歳になります。プロ野球には行けなかったのですが、まだまだ成長できると思っています。チームには『都市対抗3連覇』という目標があります。自分の現役中に、成し遂げたいという思いを強く持っていますし、その力であり続けたいと思っています」と語った。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ