高橋藍が決めた「あと1点」、因縁のイタリア戦でリベンジ
バレーボール男子のネーションズリーグは15日、大阪市のAsueアリーナ大阪で1次リーグ第3週が開幕し、日本はイタリアをフルセットの末に3―2で破った。この勝利で通算成績を9戦全勝とし、決勝大会進出を決めた。18チームが争う今大会、決勝大会には上位7チームと開催国の中国が進む。
試合は第1セット、高橋藍のスパイクが決まりセットを奪ったかに見えたが、ビデオ判定で反則が判明しイタリアの得点に。24―24のジュースから連続失点でセットを落とす嫌な展開となった。しかし、フルセットまで持ち込んだ最終セット14―12、高橋はセッターとのアイコンタクトでトスを呼び込み、決勝スパイクをたたき込んだ。高橋は「託されたボールを決め切れた」と振り返った。
パリ五輪の雪辱、石川祐希が語った「一番強い相手」
昨年の世界選手権を制したイタリアは、2024年パリ五輪の準々決勝で日本がマッチポイントから逆転負けを喫した因縁の相手。主将の石川祐希は「大阪で戦う中で一番強い相手」と語っていた。あの日取れなかった「あと1点」への思いを強めた選手たちは、今回の勝利でリベンジを果たした。
日本の目下の目標は、9月のアジア選手権を制し、28年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得すること。その試金石として臨んだネーションズリーグで、日本は第2週まで8戦全勝で1次ラウンドを独走。世界ランキング1位のポーランドやパリ五輪王者のフランスを、いずれもフルセットで破る快進撃を続けてきた。
ティリ監督の教えを胸に、ホームで躍動
ホームの熱烈なファンに迎えられたこの日、高橋はティリ監督から言われている「アタッカー全員がボールを欲しがれ」という心構えを忘れずにプレーした。フルセットの最終盤、セッターとのアイコンタクトでトスを呼び込み、熱戦に決着をつけるスパイクをたたき込んだ。高橋は「あと1点」をつかみ、チームを勝利に導いた。



