大相撲名古屋場所は16日、13日目の取組が行われ、関脇・霧島(27)が前頭筆頭・大栄翔を寄り切り、全勝を守った。これにより霧島は単独トップに立ち、優勝争いをリードしている。
霧島、全勝守り単独トップに
霧島は立ち合いでやや圧力をかけられながらも、得意の左四つに組み止めると、寄り切って白星を挙げた。この日の勝利で霧島は13連勝。2敗で追う若元春との差は2に広がった。霧島は「集中して自分の相撲を取れた。まだ終わっていないので、気を引き締めて明日以降も頑張りたい」と語った。
若元春は2敗守る
一方、2敗で追う関脇・若元春は、前頭2枚目・翔猿を押し出して白星を挙げ、優勝の可能性をつないだ。若元春は「今日は何とか勝てた。まだチャンスはあるので、あきらめずに取りたい」とコメントした。
大関陣は苦戦
大関・豊昇龍は前頭筆頭・阿炎に寄り切りで敗れ、4敗目を喫した。これで優勝争いから後退した。同じく大関・琴櫻は前頭2枚目・大の里に上手投げで敗れ、こちらも4敗となった。大関陣の不振が目立つ場所となっている。
優勝争いの行方
残り2日で、霧島が優勝に大きく近づいた。しかし、若元春が2敗で追っており、霧島が残り2戦で1敗すれば、優勝決定戦の可能性も出てくる。霧島の残り対戦相手は、14日目が前頭3枚目・玉鷲、千秋楽が大関・琴櫻の予定。若元春は14日目に関脇・大栄翔、千秋楽に大関・豊昇龍と対戦する。
霧島は昨年秋場所で初優勝を果たしており、2度目の優勝がかかる。地元・鹿児島県出身の霧島に、名古屋場所での優勝の期待が高まっている。



