砂漠のカエル「サバクフクラガエル」、絶滅危惧種に指定 ペット需要や気候変動が脅威に
砂漠のカエル、絶滅危惧種に ペット需要や気候変動が脅威

国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は9日、野生生物の絶滅リスクをまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。今回の評価対象は17万5909種に上り、そのうち4万9505種が絶滅の危機に瀕しているとされた。

サバクフクラガエル、絶滅危惧種に格上げ

砂漠に生息する「サバクフクラガエル」は、従来の「準絶滅危惧」から、絶滅危惧種として3番目にリスクが高い「危急」へと引き上げられた。このカエルは南アフリカとナミビアの砂漠地帯に生息しており、生息地の西海岸沿いで進むダイヤモンド採掘が主な脅威となっている。

気候変動に伴う熱ストレスや乾燥化もさらなる負担となり、保全対策が行われなければ、今後10年間で個体数が20%減少すると予測されている。

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SNSで話題の甲高い鳴き声、ペット需要増加

サバクフクラガエルは、甲高い鳴き声をあげる動画がSNSで話題となり、ペットとしての需要も増加しているとみられる。この需要増が、野生個体の捕獲圧力を高め、絶滅リスクを加速させる一因となっている可能性がある。

IUCNの担当者は、「ペット取引が野生個体群に与える影響は無視できない。特にSNSで人気が高まると、需要が急増し、持続可能な管理が難しくなる」と指摘する。

深海の貝類も危機に

今回のレッドリストでは、深海に生息する貝類の約6割が絶滅の危機に瀕していることも明らかになった。原因として、深海での鉱物資源開発が挙げられており、生態系への影響が懸念されている。

IUCNは、これらの種の保全には国際的な協力と生息地の保護が不可欠だと強調している。

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