愛知・名古屋アジア大会(読売新聞社共催)で陸上の最初の種目として23日に行われるハーフマラソン競歩代表の富士通所属選手2人が9日、川崎市で報道陣の取材に応じ、メダル獲得への意気込みを語った。
吉川絢斗、世界選手権7位の実力で頂点狙う
昨年の世界選手権東京大会で男子20キロ7位入賞を果たした吉川絢斗は、今年3月に当時所属したサンベルクスを退社し、7月に富士通へ加入。「(専門的な)指導を受けられ、整った環境がある富士通陸上部で活動することが、世界のトップを目指す上で最適と考えた」と経緯を説明した。
現在は男子20キロ元世界記録保持者の鈴木雄介ら多数の日本代表選手を育成した今村文男コーチの指導を受け、フォームのさらなる改善に力を入れており、初出場のアジア大会に向け、「目指しているのは優勝。ここで勝ちきれば、今後の自信になる」と意気込んだ。
柳井綾音、競歩一本に専念し成長実感
昨季まで立命大で駅伝との二刀流に挑んでいた柳井綾音は、今春の富士通加入を機に競歩一本に専念。学生時代は自分で練習メニューを組み立てていたが、現在は経験豊富な指導陣の元で歩きに直結する筋力強化やフォーム修正に取り組み、「以前より前に進む力がついた」と成長を実感する。
アジア大会ではメダル獲得を目標に掲げ、「最初の種目なので、結果を残して(他種目の日本勢に)勢いをつけたい。そこで面白いと思ってもらえたら(27日の)マラソン競歩でも応援してくれる方が増えると思うので、そういう部分でもモチベーションを上げて頑張りたい」と力を込めた。



