サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の準決勝(14日)を翌日に控えた13日、フランス代表とスペイン代表が前日会見に臨み、スペインのエースFWラミン・ヤマル(19)をめぐる質問が相次いだ。
ヤマルの発言が波紋
ヤマルは準々決勝でベルギーに勝利した後、「フランスが恐れるべきは、スペインだ」とコメント。一部メディアはこれを挑発と受け止めた。
先に行われたフランスの会見で、この発言について問われたMFザイルエメリは「こうした発言はサッカーではよくあることで、あまり意味はない。試合はピッチの上で行われる」と述べ、試合への影響を否定した。
続いて登壇したディディエ・デシャン監督は、ヤマルをどう封じるかについて「彼は違いを生み出せる選手。どんなチームでも、彼の影響力をできるだけ抑えることを目指す。1対1で止める方法もあるが、それは簡単ではない」と警戒感を示した。
ヤマル、堂々と真意を説明
その後のスペインの会見では、ヤマルが自ら登場。報道陣から発言の真意を問われ、毅然と答えた。「『フランスが怖いか』と質問されたから、『もちろん怖くない』と答えた。自分たちはヨーロッパ王者(欧州選手権)で、どんな試合も怖くない」と強調した。
この日、19歳の誕生日を迎えたヤマルは、会見場にあふれる世界のメディアを前に、堂々と言い切った。
試合の行方
スペインは欧州選手権王者として、フランスは前回W杯準優勝の強豪として、決勝進出をかけて激突する。両チームの個の力と組織力が問われる一戦となる。



