プロフィギュアスケーターの宇野昌磨(26)と本田真凜(24)が14日、東京都江東区の辰巳アイスアリーナで、アイスダンスチーム結成後初となる公開練習を実施した。約30分間の練習では、元アイスダンス選手でオリンピック出場経験を持つ小松原美里がコーチとして見守る中、リフトやステップを披露。特に、宇野がシングル時代の得意技として知られる「クリムキンイーグル」が、2人バージョンに進化した姿を初公開し、注目を集めた。
「しょまりん」がアイスダンスで新章
宇野と本田は5月にアイスダンスチーム結成を発表。新シーズンから競技に挑戦し、目標は2030年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック出場に定めている。公開練習には約50人の報道陣が詰めかけ、2人の動きに熱い視線が注がれた。
練習後に行われた囲み取材で、本田は「カメラの数に驚いたが、試合まであと3か月なので、いつも通りの練習ができたと思う」と冷静に振り返った。一方、宇野は「シングルの時もこれだけの公開練習は経験がなかった。アイスショーとは違う緊張感を感じながらやらせていただいた」と語り、新たな挑戦への意気込みを示した。
クリムキンイーグル、2人で魅せる進化
宇野の代名詞とも言える「クリムキンイーグル」は、片足を高く上げ、体を大きく反らせるダイナミックな技。今回の公開練習では、本田と息を合わせ、2人で同時に同じポーズを決めるアレンジバージョンが披露された。この技は、宇野が個人競技時代に磨き上げたもので、アイスダンスでもその美しさを存分に発揮した。
2人は今後、アイスダンスの競技会に向けて本格的な調整を進める。ファンからは「しょまりん」の愛称で親しまれ、SNSでも練習風景が拡散されるなど、大きな反響を呼んでいる。宇野は「新しいチームとして、一歩一歩成長していきたい」と決意を新たにした。



