18日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「第19回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国準決勝大会2日目のビッグクラス(13~40人)で、大阪府内から出場した10校のうち、帝塚山学院(大阪市住吉区)が唯一、9月6日に日本工学院アリーナ(東京都大田区)で行われる全国決勝大会への進出を決めた。特別賞の該当校はなかった。
帝塚山学院、フジの花テーマに表現
昨年準優勝の帝塚山学院は「フジの花」をテーマに、白を基調としたドレス姿の部員40人が、身が滅びても心の中に生き続ける魂を伝えようとダンスで表現した。この日の準決勝は6位通過で決勝進出を決めた。
キャプテンで3年の近藤美結さん(17)は、3年連続で立った準決勝・横浜の舞台に「1~2年のころは先輩についていって頑張る感じだったが、今年は周りのみんなを考えながら、これで最後(の舞台)かという思いで踊り切った」と笑顔を見せた。
後輩の4連覇に刺激、決勝へ意気込み
妹分の帝塚山学院中が16日の「第15回日本中学校ダンス部選手権」全国決勝大会で4連覇を達成した。近藤さんは3年前の優勝メンバーで「ずっと連覇を続けている後輩らに元気づけられた」と感謝。決勝に向け「予選敗退したライバル校の人たちやお世話になった方々の思いも背負って、感謝の気持ちを込めて踊る」と意気込み、2年ぶり4回目のビッグクラス優勝を狙う。
登美丘、樟蔭は準決勝敗退
一方で、残り9校は準決勝での敗退が決まった。平成27~28年に2連覇した登美丘(堺市東区)は、部員25人が5色のスーツ姿で「覇星(ギャングスタア)」をテーマに表情豊かに踊り上げた。キャプテンで3年の渡邊希星さん(17)は「本番前のコーチの言葉で気づき、とにかく笑顔で楽しく、最高の2分半を踊れた」と話した。
樟蔭(東大阪市)は、画家のサルバドール・ダリの絵画「記憶の固執」をモチーフに、部員34人が流れるような一体感あるダンスを見せた。令和6年のスモールクラス優勝のメンバーで、キャプテンを務める3年の有馬夕稀さん(18)は「こだわりの繊細な動きを出せた」と語ったが、悲願のビッグクラス初優勝には届かず、後輩らに夢を託した。



