サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の準決勝で、スペインとフランスが14日(日本時間15日午前4時開始)に激突する。両国は欧州の強豪だが、W杯での対戦は意外にも2度目。前回は20年前のドイツ大会決勝トーナメント1回戦で、フランスが3-1で勝利している。
スペインのボール支配と堅守
試合はスペインがボールを保持する時間が長くなると予想される。中盤のMFロドリ、MFペドリ、MFオルモがテンポよくパスを回し、相手守備を揺さぶる。今大会6試合でわずか1失点という数字は、試合を支配して相手に攻撃の機会を与えていない証拠だ。攻撃が停滞した場合、右サイドのFWヤマルがドリブルで仕掛け、個人技で局面を打開する選択肢もある。
フランスの個の力
一方のフランスは、支配率で劣っても前線の強烈な個の力が武器だ。FWエムバペは大会トップタイの8得点を挙げている。右サイドのFWデンベレもここまで5得点。両者ともスピードと技術を兼ね備え、どこからでも得点を狙える。さらに、デンベレとポジションを入れ替えながらゴールに迫るFWオリセは計5アシスト。これはペレ(ブラジル)が1970年大会で記録した1大会最多の6アシストに迫る数字だ。
主要大会の準決勝での対戦はこれまで数少ないが、今回の一戦は注目を集めている。スペインの組織的な守備とフランスの個人技のぶつかり合いが見どころとなる。



