大谷翔平、日米通算349号で350号に王手も左膝炎症で球宴辞退
大谷翔平、日米通算349号も球宴辞退

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(32歳)は、現地時間7月10日(日本時間11日)の本拠地・ドジャースタジアムでのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、日米通算349本塁打となる今季21号ソロを放った。しかしながら、左膝の炎症のため、7月14日に開催されるオールスター戦の出場を辞退することが球団から発表された。

本塁打の詳細と試合展開

この日、大谷は「1番・指名打者」で先発出場。2点を追う一回裏、内角低めの速球をすくい上げ、左中間スタンドへ運んだ。打球速度は約112マイル(約180キロ)、飛距離は約420フィート(約128メートル)と推定され、強烈な一発だった。試合はドジャースが2-4で敗れたが、大谷は4打数1安打1打点の成績だった。

この本塁打により、大谷は日米通算350本塁打にあと1本と迫った。メジャー通算では7月7日に日本選手初の300号を達成したばかりであり、その勢いを維持している。

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オールスター辞退の背景

ドジャースは10日、大谷が左膝の炎症のため14日のオールスター戦を辞退すると発表。12日に炎症を抑えるため、膝の水を抜くなどの治療を受ける予定だ。大谷は6月11日のピッツバーグ・パイレーツ戦で炎症を訴えており、球団は「後半戦によりベストな状態で臨むため」と説明した。

デーブ・ロバーツ監督は試合前、「予防的な措置で、悪化させないためだ。重傷ではない」と強調。大谷と話し合い、後半戦の登板に備えて体調を整えることになったという。打撃への支障は少ないとし、前半戦最後のダイヤモンドバックスとの3試合すべてでDH起用する方針を示した。

大谷本人のコメント

試合後、大谷は状態について「バッティングは基本的に問題なくできている。無理をすれば今日もいける状態ではあった」と語った。しかし、左膝の炎症は良くなってはぶり返す繰り返しで、「ここ数週間は辛抱しながらやっていた」と明かした。8日の投球練習後の状態を受け、9日にロバーツ監督らと話し合い、悪化リスクを避けるため登板回避を受け入れた。

大谷はオールスター戦にナ・リーグのDHとして先発出場予定で、ファン投票では両リーグ最多の334万1257票を獲得していた。辞退について「投票していただいた方に申し訳ない。選んでもらっていて辞退しなければいけない状況になってしまっているのは心残りではある」と神妙に語った。後半戦最初のカードとなるニューヨーク・ヤンキースとの3連戦に合わせ、ニューヨークへ移動するという。

今後の見通し

大谷は投打二刀流として今季も活躍しており、投手としては7月10日の先発を回避したものの、後半戦での登板が期待されている。ロバーツ監督は「彼の健康が最優先。後半戦に向けてベストな状態にしたい」と述べている。打撃では日米通算350号まであと1本と迫っており、今後の試合での到達が注目される。

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