東葛地域を拠点とするラグビー・リーグワン2部の「JR東日本グリーンウォリアーズ東葛」が7月20日、新たなスタートを切った。日本電気(NEC)からJR東日本へ運営が移管され、「NECグリーンロケッツ東葛」から改称。今冬開幕の新シーズンに向けて始動した。
発足式に約1200人が集結
柏市の柏の葉公園総合競技場で開かれた発足式には約1200人のファンらが集まり、新たな船出を祝福した。NECの森田隆之社長は「JR東にはチーム名の『グリーン』と『東葛』を引き継いでもらい、『伝統を守り、発展させていただく』という言葉をもらった。側面からサポートしていきたい」とあいさつし、JR東の喜勢陽一社長にラグビーボールを手渡した。
ボールを受け取った喜勢社長は「チームの伝統や地元とのつながり、ファンとの熱い絆は引き継ぐ。チーム名は変わったが、新しい時代に突き進んでいく」と決意を語った。
地域連携協定を締結
発足式に先立ち、JR東は、グリーンウォリアーズが「ホストエリア」とする東葛地域の8市(松戸、柏、野田、流山、我孫子、鎌ヶ谷、印西、白井)や県と連携協定を結び、調印式を行った。
各協定には「ホームゲームの開催」「スポーツ振興」「地域振興活動」などの分野に、JR東と各市や県が連携して取り組むことなどを盛り込んだ。喜勢社長は「地域に密着し、地元の様々な活動に取り組んでいきたい。ラグビーの活動を通じて、東葛地域の素晴らしさを発信していければ」と力を込めた。
元NEC選手13人がJR東へ
調印式後に取材に応じたグリーンウォリアーズの池田克弘代表は、NECの社員選手だった13人がJR東に転籍・出向したと明らかにした。13人は今後、週に1回程度、常磐線の駅で改札業務などに従事する予定という。池田代表は「お客様に少しでも近い距離で選手を見ていただき、社員にとっても身近な存在になってもらいたい」と話した。
また、グリーンロケッツが地元で開いたラグビー体験教室に参加したことがある流山市の小学5年、白井群君(10)は「選手たちにはこれからも、ラグビー教室や地域のイベントに参加してもらいたい。リーグでは1部昇格を期待している」と笑顔で話していた。



