10日に開幕したアジア大会のバスケットボール男子1次リーグで、A組の日本はインドネシアに98―53で大勝した。第1クオーターから金近選手(千葉J)の3点シュートなどでリードを奪い、その後も得点を重ねて突き放した。津屋選手(三遠)が両チーム最多の23得点をマークした。次戦は11日にサウジアラビアと対戦する。
序盤から3点シュートで主導権
地の利も生かしてインドネシアを圧倒し、日本選手団の初陣を白星で飾った。若手中心のメンバーだが、「誰が出てもハードにプレーできる柔軟性がある」と吉本監督が期待した通り、次々と選手が持ち味を発揮して攻撃の手を緩めなかった。
高精度の3点シュート攻勢で、序盤から主導権を握った。金近選手の3点シュートで幕を開けると、中盤からはガードを2人投入する戦術を採用し、パス回しで相手を翻弄して、テンポを加速させた。
津屋選手が3点シュート4連発
さらにチームを勢いづけたのが津屋選手だ。第2クオーター、3点シュートをノーミスで4本連発。「打つ時にお客さんの『わーっ』という歓声が聞こえて、その期待感が力になった」と確実に沈めた。3点シュート7本を成功させ、計23得点をマークし、試合後は観客に笑顔で手を振って応えた。
チーム全体では3点シュートを18本決めた。日本は今大会、これまでは手が届いていない金メダルを目指している。聴覚障害があり、補聴器をつけながらプレーする津屋選手は「歴史をつくりたい。明日も出だしから主導権を握る日本のバスケを貫く」と誓った。



