体操男子・橋本大輝、攻める姿勢でアジア大会金へ 団体連覇狙う
体操男子・橋本大輝、攻める姿勢でアジア大会金へ

東京、パリの両五輪で個人、団体合わせて金メダル3個を獲得した体操男子のエース、橋本大輝選手(25歳、日本生命・セントラルスポーツ)が、9月に名古屋で開かれるアジア大会で、団体・個人両方の金メダルを目標に掲げている。過去2大会の男子団体総合で日本は銀メダルにとどまっており、「団体も個人も(金メダルを)取りたい」と意気込む。

攻める姿勢を貫く

橋本選手は、大会を通じて技の精度と美しさを高いレベルで発揮できるよう、地道な練習を続けている。5月のNHK杯では最終種目の鉄棒で落下し、岡慎之助選手(徳洲会)に3連覇を許したものの、跳馬で大技「ヨネクラ」(伸身カサマツとび2回半ひねり)を繰り出すなど、高難度の演技に挑戦した。「攻める姿勢を変えずにやっていきたい気持ちはある。やっぱり歩みを止めたら、そこで(成長が)止まる」と話し、この夏は9月のアジア大会と10月の世界選手権(オランダ)に向けて練習量を増やしてきた。

試技会で好感触

アジア大会に向けた9日の試技会では、あん馬で2度落下するなど珍しいミスが出たが、表情は明るい。直前まで練習を重ねてきたため「疲労感が抜けないのは想定内。試技会で6種目やれたのは大きい」と語った。アジア大会で監督を務める村田憲亮・日本協会男子強化本部長も「彼は丈夫で強いので、あまり心配していない」と信頼を寄せる。

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チーム事情と中国の壁

大会を前に、パリ五輪3冠の岡選手が腰を痛め、昨年の世界選手権平行棒銀メダルの角皆友晴選手(順大)は左足首を負傷した。一方、最大のライバルである中国は強力なメンバーで名古屋に乗り込んでくる。期待はこれまで以上に大きいが、橋本選手は「あとはもう、よく寝て、よく食べて、回復すればいいと思う」と泰然としている。自身初のアジア大会に、このままの姿勢で臨む。

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