全国高校総体(インターハイ)は13日、新たに競泳と卓球、セーリングが始まり、計6競技が4府県で行われた。ハンドボール女子では、昭和学院(千葉)が準々決勝で勝利し、ベスト4に進出した。
遠藤選手がループシュートで追加点
県岐阜商との準々決勝、前半終盤に先発メンバーに代わってピッチに立った遠藤琉衣選手(3年)。左サイドでボールを受けると高く跳び、相手キーパーの不意をつくループシュートで追加点を挙げた。自陣に戻りながらガッツポーズを見せた。
遠藤選手は中学から競技を始め、「もっとレベルの高い環境で、上を目指したい」と地元・宮城を離れ、昭和学院に進んだ。同校はインターハイで2022年から4大会連続で決勝に進出している強豪で、周囲は小学校から続けてきた選手ばかり。当初は練習についていくのがやっとだった。
大けがを乗り越えて復帰
1年の夏、遠征中の練習試合で左膝前十字靱帯断裂の大けがを負った。焦りはあったが、「このケガ(の経験)があってよかった、と後で思えるように」と気持ちを切り替え、リハビリに励んだ。シュートの威力を上げようと上半身を重点的に鍛え、8か月後の復帰時にはベンチプレスを50キロまで挙げられるようになった。
佐藤奏吉監督は「実力ではい上がってきた。まだまだやってくれる」と評価する。今大会では3回戦の高野山(和歌山)戦でチーム最多の8点を挙げ、この日も4得点。遠藤選手は「まだやれる。先発メンバーを支え、優勝に導きたい」と力を込めた。



