福岡大大濠が北部九州大会V、3年ぶり8度目 中島監督に花道
福岡大大濠が北部九州V、3年ぶり8度目 中島監督に花道

第71回全国高校軟式野球選手権北部九州大会は2日、北九州市民球場で決勝が行われ、福岡大大濠(福岡)が津久見(大分)を6―2で破り、3年ぶり8度目の優勝を飾った。福岡大大濠は24日に兵庫県で開幕する全国大会に出場する。

藤田主将の好投と打線の粘り

福岡大大濠は、背番号5の右腕・藤田智瑛主将(3年)が先発のマウンドに上がり、6回を3安打2失点と好投。猛暑の試合で役割を果たした。本職は三塁手で、コンパクトでリラックスしたフォームから腕を振った。「足の上げ方は山本由伸投手(米大リーグ・ドジャース)を少し参考にしている。きょうはまっすぐが良かった」と振り返る。

五回は不運な面もあった。軟式球特有の高くバウンドする打球があり、失点したが、試合の流れは渡さなかった。打線はしぶとく10安打をマーク。プロ野球・巨人の坂本勇人選手にあこがれる藤田主将は、トップバッターを任され、八回には適時二塁打を放ち、打撃センスも光った。

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今夏で退く中島監督への思い

中島康裕監督(63)は「うちの野球ができた。昨年の冬にレギュラー4人がやめて苦しかったが、藤田を中心によくここまで立て直してくれた」と目を細めた。

ナインには負けられない理由があった。28年目の中島監督が今夏を最後に退くからだ。柔道部から経験のない野球の指導に転じ、苦労が多かったという。「全員、意識して頑張ってきた」と藤田主将。全国の舞台でも全力プレーを見せ、恩師に花道を飾ってもらうつもりだ。

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